腰痛改善のポイント(考え方編)

腰痛を治すために生きるのはやめよう♪

こんにちは(^^)
「話をするだけで腰痛が軽くなる♪」腰痛改善アドバイザーの森田薫です。
“腰痛のもりたさん”って呼んでください♡

 

あなたは日々何を考えて生きていますか?頭にどんなことが浮かんでいますか?

 

痛みに悩み苦しむ日々を過ごしている方の多くは常に「痛み」が頭から離れません。

何をするにしても頭のどこかで「痛み」について考えてしまうのではないでしょうか?

 

ご存知の方も多いと思いますが、痛みに目を向ける=痛みにフォーカスしてしまうことでより自分の脳が痛みに注目してしまい、痛みに対してより敏感になるということが分かっています。 脳が痛みに対して敏感になると同じ刺激でも感じる痛みの強さが大きくなるとも言われています。(最大で50倍もの強さになる!)
そこで、腰痛を改善するために「痛みを気にしないようにする」努力をするのです。

 

「考えないようにしているけど、どうしても痛みに気が向いてしまう」

「考えたくないと思うほど、余計に気が向いてしまうような気がする」

 

そんな方もとても多いと思います。
では、どうすれば痛みの事を考えないようにできるのでしょうか?

 

 

痛みが頭から離れない状態には2種類の原因があると私は考えます。

①痛みがカモフラージュの場合。本当の問題(主に心理的なものが多いです)に目を向けたくないために痛みに注目することである意味自分を守っている。

この場合は自分でも気づいていないことがほとんどで、本当の原因に触れるまで様々な取り組みが必要です。時間もかかります。ちなみに、私は認知行動療法を使ってこのような場合の心と向き合うお手伝いもしています。

②本来の目的を忘れてしまっているだけ。目的と手段が逆になってしまっている。

この場合も多くの場合無意識ですが、①に比べるとちょっとしたことで自分の気持ちに気付くことができ、さらに考えを改めることができます。

 

今日は②本来の目的を忘れてしまっている、目的と手段が逆になってしまっている場合にどうすればいいのかのポイントをお伝えしたいと思います。

 

そもそも、腰痛を改善するために「痛みに目を向けないようにする」ようにしているんですよね?ではなぜ腰痛を改善したいのでしょうか?

人によって違いはあると思いますが、基本的に「幸せになるため」が最終的な望みだと思います。

「幸せになるため」に仕事をしてお金を稼ぎたい                                           「幸せになるため」に家事をこなして家族に喜んでもらいたい
「幸せになるため」に趣味のダンスを続けたい

そして、

「仕事ができるようになるため」に痛みを治したい

「家事をこなせるようになるため」に痛みを治したい

「趣味のダンスを続けるため」に痛みを治したい

 

そのはずなのに、いつの間にか「痛みを治すため」に思考と時間を費やすことになってしまうのです。目的が「痛みを治すため」だから一日中痛みに注目してしまうんです。
「痛みを治すため」に何ができるか?自分に問い続けている状態になってしまっているのです。

 

まずは自分の目的が「痛みを治すため」になっていることに気付くこと
そして、その前の目的を思い出してそれを目的にセットし直すこと。

すると例えば「仕事ができるようになるため」に自分は今何をできるのか?と自分に問い続けるように思考が変わります。「痛いけどここまでならできる」「痛みが我慢できる範囲はどれくらいなのか?」などと注目する視点が変わるのです。また、行動面でも目的を達成するための行動に痛みがありながらでもチャレンジできるようになるのです。

もう一つの大切なポイントは、この場合の目的をできる限り自分の好きなことややりたいと思えることにすること。(そもそもやりたくない事を目的にしても意欲が沸きません💦
そして、また痛みに注目してしまうことになるのです)

以上です♪

「痛みを治すことを目的にしていませんか?」                               「何のために痛みを治したいのですか?」                                                「そのために今できることは何ですか?」

痛みで頭がいっぱいになってしまっている時は、こんな問いを自分にしてみてくださいね♡